都市と自然が両立した福岡市
福岡市は、福岡県の北西に位置する人口約165万人の都市です。政令指定都市に指定されており、全国20ある指定都市のうちNo.1の人口増加率を誇ります。なかでも10代・20代の若者の割合が高く、子育て世帯から選ばれているエリアだといえます。
大東建託株式会社が発表している「いい部屋ネット 住みたい街ランキング」では、4年連続1位を獲得。2023年に行った市政に関する意識調査では、住み続けたいという回答が95.4%、住みやすいという回答が98.2%にものぼりました。このように、住みやすい福岡市は子育てにもぴったりな街だといえるでしょう。
参考元:福岡市|令和6年4月福岡市推計人口参考元:Fukuoka Facts|増えているのは,選ばれているから。 - 人口増加数・増加率 参考元:Fukuoka Facts|福岡が好き!住みやすい!住み続けたい!-令和5年度市政に関する意識調査-参考元:いい部屋ネット|街の住みここち&住みたい街 ランキング2023<全国版>>>参考コラム:福岡市の土地探し|土地価格推移やおすすめエリアの売買事例を解説>>参考コラム:福岡市で水害や地震のリスクが高いエリアは?注文住宅に必要な耐震性なども紹介
福岡市はこんなに子育てしやすい!
住みよさを誇る福岡市では、子育てしやすい環境が整っています。人口増加率も高く、若年層も多い福岡市では、どのようなサポートが利用できるのでしょうか。ここからは、福岡市の子育てしやすさや受けられる支援などをチェックしていきましょう。
赤ちゃん連れでお出かけしやすい
子どもを安心して育てることができ、誰もがいきいきと働ける環境が求められている現状を踏まえ、すべての人にやさしい環境づくりとして「ユニバーサル都市・福岡」を提唱。ユニバーサルデザインの理念に基づき、実現に向けてさまざまな取り組みをおこなっています。
たとえば、授乳やオムツができるスペースがある施設を「赤ちゃんの駅」として登録。市内400ヵ所近くの施設が赤ちゃんの駅として登録されており、登録施設は「福岡市Webまっぷ」から簡単に検索できるため、市内どこにいても授乳やおむつ替えのスペースを探せます。
参考元:福岡市|ユニバーサル都市・福岡参考元:Fukuoka Facts|赤ちゃんといっしょにお出かけを楽しみたい -「ユニバーサル都市・福岡」への取り組み 参考元:福岡市|赤ちゃんの駅
病児・病後児保育が利用しやすい
子育てをしていると、子どもの急な体調不良は日常茶飯事です。とはいえ、看病のために急に仕事を休まなくてはいけないなど、イレギュラーな対応は働くパパママにとって頭を悩ませる問題でしょう。2018年度の調査によると、福岡市は病児・病後児保育をおこなっている施設数は21ヵ所。政令都市のなかでは3番目に多い数です。さらに、病児・病後児保育の延べ利用者は3万人近くにのぼり、1.7万人で2位となっていた名古屋市を抜いて、ダントツで多いという結果でした。
病児・病後児保育が利用しやすい理由は、施設数の多さもありますが、利用料がかからない点、さらに、市内の小児科に病児デイケアルームが併設されている点が大きな理由でしょう。食事やミルクをはじめ、お世話に必要な用品や健康保険証などの持参は必要になりますが、福岡市に住んでいる0歳から小学6年生までの子どもは無料で病児・病後児保育が利用できます。
事前の利用登録は必須ではありませんが、利用する際は、あらかじめ利用登録をおこなっておくとスムーズです。事前に利用するデイケアルームに電話などで予約。受診時の診断書や病児デイケアルーム利用依頼書を持参することで利用できます。
参考元:Fukuoka Facts|子どもが発熱!でも仕事が…。そんな時にも安心です。 - 病児・病後児保育利用者数 参考元:福岡市|病児・病後児デイケア事業参考元:福岡市|福岡市病児デイケアルーム パンフレット
パパママが働きやすい環境が整っている
福岡市では、子どもや子育て世帯にやさしい街を目指し、「い~な」ふくおか・子ども週間という取り組みを実施。この取り組みは、毎月1日から7日のあいだに、最低1日は企業や地域・家庭で子どものために行動できるよう、社会でバックアップを目指す運動です。たとえば、職場では家族のための年休取得や授業参観などの行事参加を促したり、定時退社できるよう働き方の見直しをおこなったり。「い~な」ふくおか・子ども週間に賛同している企業は1,200社以上あり、子育てしながら働きやすい環境が整っています。
参考元:福岡市|「い~な」ふくおか・子ども週間参考元:「い~な」ふくおか・子ども週間|『い~な』ふくおか・子ども週間について
出産や子育てに関する支援制度も多数
福岡市には、子育て世帯が利用できる支援制度も多数揃っています。
産後ケア事業
出産間もないママの身心のケアや育児をサポートするため、福岡市では産後ケア事業を実施。おもに、産婦人科や助産院、小児科など医療機関で行っており、宿泊型や日帰り型、訪問型の産後ケアを利用できます。宿泊型は1日3,000円、日帰り型は1日2,000円、訪問型であれば500円の自己負担額でリーズナブルに利用できます。
専門のスタッフに赤ちゃんを見てもらいながら、ママはゆっくり休息をとったり、育児のあれこれを質問したりできます。なかには、一流シェフによる四季折々の食事やおやつが出る施設や、エステが受けられる施設も。出産でがんばったママを身心ともにケアする制度です。
参考元:福岡市|福岡市産後ケア事業のご案内
第二子以降の保育料無償化
福岡市では、2023年4月から第二子以降の保育料無償化をスタート。兄弟が保育園や幼稚園を同時に利用している必要はなく、年齢制限もありません。生計を同一にしていれば、最年長者が第一子、その下が第二子とカウント。利用する施設で無償化の内容は異なりますが、申請することなく保育料が無償化されます。
参考元:福岡市|第2子以降の保育料無償化について
第三子優遇事業
保護者が安心しながら子育てを楽しめる環境をつくるため、子どもが3人以上いる家庭には福岡市独自の制度で支援しています。18歳未満の子どもを3人以上養育し、第三子以降が就学前3年間にある世帯が対象です。第三子以降の子どもが利用している保育園や幼稚園の副食費が免除・助成されます。基本的に申請は不要ですが、認可外保育施設を利用している場合は、住んでいる地域の子育て支援課へ申請が必要です。
参考元:福岡市|第3子優遇事業参考元:福岡市|第3子優遇事業とはなんですか?
双子や三つ子世帯が利用できる外出支援制度も
1歳未満の双子や三つ子など多胎児を抱える世帯では、公民館や公園へ出かける際にヘルパーがサポートしてくれる「福岡市産前産後ヘルパー派遣事業」が利用できます。福岡市に住民票があれば、妊娠中から1回につき2時間500円で利用可能。条件によっては最大で60回まで使えるので、双子・三つ子をもつパパママにはうれしい制度でしょう。
参考元:福岡市|福岡市産前・産後ヘルパー派遣事業のご案内
子どもが遊べる公園・施設もたくさん
福岡市には、子どもが遊べる公園や施設も豊富にあります。例えば、多種多様な動物や植物が見られる福岡市動植物園は、観覧車やメリーゴーラウンドも設置されているので、1日中飽きずに楽しめるでしょう。
九州の海をテーマに数多くの海の生き物が観察できる水族館・マリンワールド海の中道もあります。ゴールデンウィークや夏休み期間には、「夜のすいぞくかん」というイベントが開催されているので、特別な水族館の体験ができるのも魅力です。
また、子どもが大好きなアンパンマンに会える福岡アンパンマンこどもミュージアムinモールなど、室内で遊べる施設も豊富なので、悪天候の日も楽しめます。その他、のこのしまアイランドパークや大濠公園、舞鶴公園など、草花や自然を楽しめる大きな公園も多く、子どもと遊びに行くことのできるスポットがたくさんあります。
福岡県の子育て支援制度
福岡市では福岡県がおこなっている子育て支援制度も利用できます。
子育て応援パスポート
福岡県では、子育て応援パスポートを提示することで「子育て応援の店」として登録されているお店で応援サービスが受けられます。福岡県内2万店以上が子育て応援の店として登録されているので、バリエーション豊かなサービスが利用可能です。
たとえば、飲食店での割引サービスやプレゼントをはじめ、塾やレンタカーの割引など。子育てパスポートは、専用アプリやパソコン・携帯電話から登録を行い、スマホの画像を提示することで利用できるため便利です。
参考元:福岡県|子育て応援の店 福岡
子育て応援ポータルサイト「にこポ」
福岡県では、ライフステージに合わせたサポートとなる情報を発信するポータルサイト「福岡県にこにこ家族づくりポータルサイト(にこポ)」を運用。出会いから結婚、妊娠・出産、子育てまで切れの目ない支援をおこなうサイトで、婚活や子育てに関する情報をまとめて調べられます。
子育て応援のにこポでは、市町村別の子育て情報がまとめられていたり、育児サークルを調べたりすることもできます。子どもとお出かけできるスポットをジャンルで絞り込みながら検索できるのも便利です。
子育てに役立つ情報や制度を調べるときは、子育て世帯にうれしい住宅関連の補助金も確認しておきたいところ。どういうものがあるかチェックしておくとよいでしょう。
参考元:福岡県|福岡県にこにこ家族づくりポータルサイト>>参考コラム:福岡市で受けられる補助金は?住宅関連から子育て世帯にうれしい助成まで
子育てしやすい福岡市で注文住宅を建てるならR+house福岡東まで
このように、福岡市は非常に子育てしやすい環境が整っており、だからこそ「住みたい・住み続けたい街」として選ばれているのでしょう。R+house福岡東では、住みよい福岡市でさらに快適に生活してもらうためにも、家族にとって「本当にいい家づくり」にこだわり、創業から35年以上お客様の家づくりをサポートしています。
高断熱・高気密・高耐震の家づくりによって、快適で安心して暮らせる住まいを実現。さらに、家族間のコミュニケーションの取りやすさを考え、家族のライフスタイルが変わる数十年後の将来を見据えたプランニングを得意としています。お子様のことを考えながら家づくりを進めたいという方は、是非R+house福岡東までご相談ください。