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福岡市で水害や地震のリスクが高いエリアは?注文住宅に必要な耐震性なども紹介

家づくりノウハウ
公開日:2024.03.19
最終更新日:2024.03.23
R+house福岡東の家づくり写真
R+house福岡東の家づくり写真
家づくりノウハウ
公開日:2024.03.19
最終更新日:2024.03.23

福岡市で水害や地震のリスクが高いエリアは?注文住宅に必要な耐震性なども紹介

おしゃれなLDKスペース
安心して暮らせるマイホームを実現するには、慎重な土地選びや住宅の災害対策が欠かせません。災害リスクを把握しないまま住宅を建築してしまうと、いざというときに被害を受ける可能性があります。
そこで今回は、福岡市で水害や土砂災害、地震などのリスクが高いエリアを、ハザードマップをもとに解説していきます。福岡市の注文住宅に必要な水害対策や耐震性についてもまとめました。最後までチェックして、より安心できる家づくりを目指しましょう。

目 次

ハザードマップとは?概要や種類を解説

ハザードマップのイラスト
ハザードマップは、自然災害による被災の想定区域や避難所までの経路などを示す地図です。ハザードマップには人的被害の低減や災害リスクの把握をうながす目的があります。ハザードマップは地域ごとに作成されており、居住区はもちろん、勤務先や子どもが通う学校周辺のリスクも詳しくチェックできます。
なお、ハザードマップは1つの地図ですべての災害が網羅されているわけではありません。洪水や地震など災害パターンに合わせて、以下のような種類が作成されています。

洪水ハザードマップ

大雨などにより堤防が決壊した場合の浸水範囲や深さなどを示す

内水(ないすい)ハザードマップ

大雨などにより下水処理が追いつかず、地上に水があふれだしたときの浸水範囲や深さを示す

土砂災害ハザードマップ

大雨などにより山の斜面が崩れた場合の警戒区域を示す

地震ハザードマップ

大規模地震が起こった際の揺れやすさや液状化のリスクなどを示す

津波ハザードマップ

地震に伴い、津波が起こった場合の浸水想定区域を示す

福岡市では上記で紹介した種類のほかにも、ため池や高潮のハザードマップがあります。

参考元:福岡市「総合ハザードマップ」

ハザードマップでチェック!福岡市で災害リスクが高いエリア

スマートフォンの位置情報を活用する女のイラスト
では、福岡市の災害リスクをハザードマップで確認してみましょう。今回は、洪水・土砂災害・地震・液状化現象にスポットを当て、災害リスクが高いエリアをまとめました。

洪水被害

福岡市には「多々良川(たたらがわ)」や「那珂川(なかがわ)」「室見川(むろみがわ)」など博多湾に続く河川が26水系131あります。いずれも中小河川で流域が小さいため、大雨が降ったときに急激な水位の上昇が懸念されます。つまり、局地的な豪雨が発生すると、洪水を起こすリスクが高いのです。
1999年6月末には、豪雨によって「御笠川(みかさがわ)」が氾濫。博多駅周辺で1mに達する浸水が発生するほど、福岡市街を中心に甚大な被害を受けました。

参考元:福岡市「福岡市の河川概要」
参考元:国土交通省「[17]福岡水害(H11.6.29)」

洪水発生時に浸水リスクが高いエリア

市内を流れる川が氾濫し、洪水が発生すると、川沿いを中心に多くのエリアが浸水すると予想されています。3m以上の浸水が見込まれている主なエリアをチェックしてみましょう。




3m以上の想定浸水エリア



東区



土井2丁目付近



中央区



六本松駅周辺



早良区



室住団地付近



西区



太郎丸付近(今津運動広場の西南付近)


ほかにも、博多区の博多駅や中央区の薬院(やくいん)駅、西区の姪浜(めいのはま)駅周辺でも1m以上の浸水が想定されています。

参考元:福岡市Webまっぷ「洪水ハザードマップ」

土砂災害

土砂災害
雨や地下水が影響し、山などが崩れて生活エリアを襲う土砂災害。土砂災害には、以下の3種類あります。


種類



特徴



土石流



山などの土・砂・石が崩れ、雨水と混ざって一気に流れ出る



地すべり



ゆるい斜面の土が広範囲にわたってすべり落ちてくる



崖崩れ



急斜面の土砂が突然崩れ落ちる


福岡市では、これまでに土砂災害による大きな被害は発生していません。しかし、土砂災害警戒区域に指定されているエリアがあるので、注意が必要です。

土砂災害が起こりやすいエリア

福岡市内の土砂災害警戒区域を表にまとめました。なお、ここで紹介しているエリアは一部です。




土砂災害警戒区域



東区



大字勝馬、三苫4・8丁目、多々良1・2丁目 など



博多区



東平尾2丁目、月隈1・3・6丁目、那珂1丁目 など



中央区



赤坂1・2・3丁目、西公園、笹丘1・2丁目 など



南区



市崎2丁目、長丘2・4丁目、大字桧原 など



城南区



友丘6丁目、長尾2丁目、大字片江 など



早良区



高取1・2丁目、大字東入部、大字曲など



西区



姪の浜2・5・6丁目、生の松原3・4丁目、今津 など


参考元:福岡市「土砂災害ハザードマップ」

地震災害

日本では、2016年「熊本地震」や2024年「能登半島地震」など、震度7クラスの大地震がたびたび発生しています。福岡市も例外ではありません。2005年に発生した福岡県西方沖地震では、福岡市の東区と中央区で最大震度6弱を観測。福岡市内の負傷者は1,000名以上、建物の全壊が141棟と、大規模な被害をもたらしました。

参考元:福岡市総合ハザードマップ「福岡市における地震被害」

地震発生時に揺れやすいエリア

福岡市の「揺れやすさマップ」は、西方沖から博多市内を横断する「警固(けご)断層帯」を震源とする地震発生時に、どれだけ揺れるかを想定して作成されています。予想最大震度が6以上のエリアを見てみましょう。


予想最大震度



主なエリア



6強



東区西戸崎、博多区住吉・板付、中央区今川、西区横浜 など



6弱



東区城浜団地、博多区東平尾、城南区七隈、早良区原団地 など


特に揺れやすいのは、断層帯に近いエリアです。なかでも博多区は、多くのエリアで最大震度6強と予想されています。

参考元:福岡市Webまっぷ「揺れやすさマップ」

液状化現象

液状化とは、地震の揺れによって地盤が液体のようになってしまう現象です。繰り返し押し寄せる揺れが地下水の圧力を高め、砂同士の結合をバラバラにしてしまうのです。
福岡市では、2005年の福岡県西方沖地震の際、津屋崎(つやざき)や福間(ふくま)海岸など博多湾の沿岸部を中心に液状化現象が確認されました。

液状化の危険度があるエリア

福岡市では液状化のハザードマップは作成されていません。ただ、福岡県が発表している予測を確認すると、警固断層で地震が発生した場合、市内の区すべてで液状化リスクが高いと判定されています。

参考元:福岡県「第II編 想定地震と被害予測手法 3.液状化の予測」

>>福岡県糟屋郡の水害・地震リスクは?災害対策など詳しくはこちら

福岡市で注文住宅を建てたい!災害に強いエリア

小上がりの間接照明が落ち着く和室
ここからは、福岡市内で災害に強いエリアを見ていきましょう。注文住宅の土地選びの参考にしてみてください。

高台がおすすめ

注文住宅の土地を選ぶ際は、高台がおすすめです。というのも、高台であれば洪水が発生しても浸水リスクが低いため。さらに、高台は地盤が強い傾向があり、地震や大雨の被害低減が見込めるでしょう。

福岡市内の高台

福岡市内には、高台を中心とした住宅地が点在しています。代表的なエリアをピックアップしました。




高台の地域



東区



高美台、美和台



博多区



東月隈



南区



長丘



早良区



早良



西区



室見が丘


ただし「高台であれば絶対安全」というわけではありません。災害が起きたときに被害を最小限に留めるには、住宅自体の対策も必要です。

福岡市で注文住宅を建てる際のポイント

住宅とチェックリスト
福岡市に限ったことではありませんが、注文住宅を建てる際は災害対策を講じておくことが大切です。特に、水害と地震の対策は欠かせません。具体的な方法を把握しておきましょう。

水害対策

注文住宅の水害対策は、主に4つの方法があります。

・盛り土をして敷地全体をかさ上げする
・住宅の基礎を高くする(高床)
・住宅の周囲を高い塀で囲む
・防水性にすぐれた外壁にする

いずれも、床上浸水を防ぐ手立てになります。また、住宅内に水が侵入する事態に備え、コンセントを床から離して高い位置に設置したり、1階と2階のブレーカーを分けたりする方法も有効です。

地震対策

建物構造の地震対策としては耐震・免震・制震がありますが、戸建て住宅では耐震を採用するのが一般的です。耐震とは、筋交いや耐力壁などで建物自体を強くして地震の揺れに耐える構造のこと。耐震性が低いと、大地震が起こったときに建物が倒壊しかねません。
また、耐震性には1~3までの等級があります。


等級



倒壊・崩壊のしにくさ



損傷の生じにくさ



3



震度6強から7相当の1.5倍の力が加わっても、倒壊・崩壊しない



震度5強相当の1.5倍の力が加わっても、損傷が生じない



2



震度6強から7相当の1.25倍の力が加わっても、倒壊・崩壊しない



震度5強相当の1.25倍の力が加わっても、損傷が生じない



1



震度6強から7相当の力が加わっても、倒壊・崩壊しない



震度5強相当の力が加わっても、損傷が生じない


熊本地震における建物の被害状況を国土交通省と建築研究所が分析した結果、耐震等級3の木造住宅では大きな損傷が見られなかったとのこと。つまり、震度7クラスの地震が起きても、耐震等級3を確保できていれば、倒壊しないだけでなく災害後も住み続けられるでしょう。なお、R+house福岡東では、耐震等級3を標準仕様として住宅を提供しております。
ただし、耐震性を確保するには地盤の強度も必要です。軟弱な土地に耐震性の高い住宅を建てても十分な効果が期待できません。地盤改良も視野に入れ、地震対策を講じましょう。

参考元:住まいの情報発信局「新築住宅の住宅性能表示制度 住宅性能表示制度ガイド」
参考元:国土交通省「熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会」報告書のポイント

災害時における福岡市のサポート

福岡市では、災害によって被害を受けた方や遺族に対して、見舞金などを支給しています。さらに、大規模な自然災害で住宅や家財に損害が生じた場合、災害援護資金の貸付も実施していますので、詳しくは各区の保健福祉センター「地域保健福祉課」にお問い合わせください。

参考元:福岡市「災害にあった場合の見舞金や貸付等について知りたい。」

福岡市で災害に負けない注文住宅を建てるならR+house福岡東へ

吹き抜けと本棚
マイホームを建てる前に、その土地にどのような災害リスクがあるのかを把握しておくことが大切です。
福岡市では、特に水害と地震に強い家が求められます。注文住宅を計画したら、ハザードマップで災害リスクを確認し、必要な対策をプランに加えていきましょう。
R+house福岡東では、土地選びからサポートしています。地域に密着している工務店だからこそ、希望のエリアや条件にマッチする土地の提案が可能です。さらに、高耐震であることはもちろん、高断熱・高気密の家づくりに力を入れています。福岡市で水害や地震に負けないマイホームの実現は、R+house福岡東にお任せください。
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