上記の表のとおり、一戸建ての修繕には高額の費用がかかります。劣化や故障箇所は次々と発生することもあるため、少しでも建材や設備を長持ちさせるために定期的な点検・メンテナンスが大切です。
維持費をふまえた注文住宅を建てる際の注意点
これまでに解説したように、一戸建ては住宅ローンだけではなく、暮らし始めてからも維持費がかかります。将来的に維持費が発生することを想定し、注文住宅を建てる際には以下を注意すると良いでしょう。
・デザイン性を重視しすぎない
・設備のグレードを上げすぎない
・住宅性能を妥協しない
・家事や生活動線を考える
・将来を想定した家づくりをする
・予算内に収まるようにする
・実績が豊富な工務店に依頼する注文住宅を建てる際の注意点はこのほかにもありますが、主な項目をまとめました。家づくりでは、デザイン性の高い外観や内装に惹かれがちです。また、ディテールにこだわりすぎる方や、ついつい設備にオプションを追加してしまう方もいるでしょう。
希望するものすべてを叶えようとすると、予算オーバーをしてしまうことも。安全・安心な暮らしのためには断熱性や耐震性など住宅性能は確保しつつ、家族のライフスタイルや将来の暮らしを考えた家づくりが理想です。
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家づくりの段階でできる注文住宅の維持費を抑える対策
住宅ローンに加え、維持費がかさむことを不安に思う方もいるでしょう。以下に修繕費を抑えるために、家づくりの段階でできる対策をお伝えします。
耐久性の高い素材を選ぶ
将来、修繕費がかかることを見据えて、建築時から耐久性の高い素材を選ぶこともポイントです。たとえば、雨風にさらされて劣化しやすい外壁には、メンテナンスが少なくて済む素材を選びます。サイディング系の外壁やタイル外壁は比較的、耐久性に優れている素材です。
そのほか、屋根や浴室などに用いる素材も耐久性に注目してみましょう。
住宅性能を高める
高断熱・高気密の住宅は、外気の影響を受けにくく、冷暖房器具を効率良く使用できるメリットがあります。光熱費を抑えられるほか、結露の発生を抑える効果もあるため、住宅の劣化防止にも役立ちます。したがって、修繕費を抑えることにもつながるでしょう。
太陽光発電の導入
一戸建ての維持費削減には、太陽光発電の導入も有効です。太陽光発電で得た電力を売る・使うことで電気代の節約になります。蓄電池も併用すれば、電力を貯めておくことができ、省エネにも役立つでしょう。
アフターサービスの内容を確認しておく
一戸建ての建材や設備は必ず劣化していくものです。しかし、定期的な点検・メンテナンスを施せば、劣化による修繕を最小限に食い止めることができます。自身でチェックすることも大切ですが、建築を依頼した工務店に点検やメンテナンスを依頼するとスムーズです。
そのためには、一戸建ての購入の段階でアフターサービスが充実しており、信頼できる工務店に依頼することがポイント。アフターサービスの内容を最初にしっかりと確認しておきましょう。
R+house福岡東は「35年無償点検」や「シロアリ保証」など、アフターサービスが充実。快適に長く暮らすための保証を整えておりますので、ご安心ください。
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一戸建ての購入後は初期費用だけではなく、維持費がかかることも念頭に置いておかなければなりません。少しでも維持費を抑えるには、家づくりの段階でできることが多々あります。たとえば、断熱性や気密性に優れた高性能住宅を建て、先々にかかるコストを抑えることです。
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