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福岡市で注文住宅にかかる費用相場は?予算別にできる住宅の特徴も紹介

家づくりノウハウ
公開日:2024.05.29
最終更新日:2024.11.21
R+house福岡東の家づくり写真
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家づくりノウハウ
公開日:2024.05.29
最終更新日:2024.11.21

福岡市で注文住宅にかかる費用相場は?予算別にできる住宅の特徴も紹介

シンボルツリーがある白くて明るい家
福岡県で注文住宅を建てる場合の相場は、建築費平均3,847万円です。これに加えて土地の費用、諸費用がかかります。
注文住宅を建てる際は、主に土地代・建築費用・諸費用がかかります。では、福岡市で注文住宅を建てる場合、いくらくらいが相場なのでしょうか。

今回は、注文住宅にかかる建築費用や土地購入費、諸費用の相場調査に基づき、福岡市での家づくりの大まかな予算額をシミュレーションしていきます。後半では、自分の年収で叶う住宅の特徴なども紹介していくので参考にしてみてください。
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目 次

福岡市で注文住宅を建てるといくらかかる?

住宅とお金の問題イメージ
まずは、住宅金融支援機構による「フラット35利用者情報(2023年度版)」を基に、建築費や土地取得費の相場をまとめました。建築費や土地取得費、諸費用を合わせてどのくらいかかるのか確認してみましょう。

福岡県の建築費と坪単価の相場

最新データ(2023年度)における建築費の平均、住宅面積の平均、坪単価の平均は以下とおりです。
>>福岡市・糟屋郡周辺の注文住宅・工務店ならR+house福岡東





建築費平均



住宅面積平均



坪単価平均



全国



3,861.1万円



119.5㎡(36.14坪)



約106.8万円



北部九州



3,765.5万円



120.1㎡(36.33坪)



約103.6万円



福岡県



3,847.0万円



120.3㎡(36.39

坪)



約105.7万円


福岡県の建築費平均は、全国平均と比べるとほぼ同じ水準といえます。福岡県は北部九州の平均と比較するとやや建築費が高い傾向にあります。

参考元:住宅金融支援機構「フラット35利用調査 2023年度集計表」

福岡県の土地取得費と坪単価の相場

つぎに、土地取得費と敷地面積の平均から坪単価の平均を割り出しました。





土地取得費平均



敷地面積平均



坪単価平均



全国



1,497.6万円



249.9㎡(75.59坪)



約19.8万円



北部九州



1,119.9万円



283.8㎡(85.84

坪)



約13万円



福岡県



1,230.3万円



288.9㎡(87.39坪)



約14万円


福岡県では、坪単価が約14万円と北九州の平均より1万円ほど高くなっていますが、全国平均と比べると6万円ほど低い傾向です。北九州全体では高い傾向にあるものの、比較的土地を安く手に入れやすい点から、建築費にかける費用が多くなるのかもしれません。

参考元:住宅金融支援機構「フラット35利用調査 2023年度集計表」

>>参考コラム:福岡市の土地探し|土地価格推移やおすすめエリアの売買事例を解説
>>参考コラム:福岡県糟屋郡の土地相場は?今後の推移や注文住宅を建てる際の土地探しのコツも紹介

諸費用の相場

金額の推移について検討する男性
諸費用とは、建築費や土地取得費以外にかかる細かな費用のこと。一般的には、建築費と土地取得費の合計金額の10%前後が相場といわれています。例えば、1,500万円の土地に2,500万円の注文住宅を建てた場合、総額が4,000万円になるため諸費用は400万円ほどかかる見込みです。

以下では、土地取得と建築別にかかる主な諸費用をまとめました。

土地の購入時にかかる諸費用の例

・仲介手数料
・登記費用
・固定資産税・都市計画税
・印紙税 など

住宅建築時にかかる諸費用の例

・地盤改良費
・上下水道の引き込み費用
・水道加入金
・登記費用
・印紙税
・地鎮祭代
・引っ越し代 など

諸費用は住宅ローンに組み込むことは難しく、現金支払いであることがほとんど。家づくりの予算を決める際は、諸費用がかかることも計算に入れて余裕を持った予算組みをしましょう。

福岡市で注文住宅建築にかかる予算の目安

これまでにまとめた建築費や土地取得費などの相場金額を踏まえて、福岡市で注文住宅を建てた場合、どのくらいの予算が必要になるか目安を見てみましょう。

※建築費及び土地取得費は、「フラット35利用者情報(2023年度版)」による福岡県平均をおおよそに直したものを用います。

【福岡市で土地購入+注文住宅を建てた場合の予算目安】
①建築費(約3,800万円)+②土地取得費(約1,200万円)=約4,800万円
約4,800万円+諸費用(約4,800万円の10%で480万円)=約5,280万円

建築費・土地取得費・諸費用を合わせると、約5,280万円という結果になりました。ただしこの数値は、あくまでも目安となるものです。建物の仕様やグレードによっても金額が変わってくるため、注意してください。

福岡市の世帯平均年収と住宅ローン返済額の相場

住宅ローンと書かれたブロックと家
では、福岡市に住む人の世帯平均年収はどのくらいでしょうか。また、年収によって組める住宅ローンの借入可能額や、住宅ローンの返済額の相場もチェックしていきましょう。

福岡市民の平均年収

「フラット35利用者情報(2023年度版)」によると、2023年度に土地付き注文住宅を購入した世帯の平均年収は福岡県で約648万円。これは北部九州の約629.8万円とほぼ同額で、全国平均では約704.1万円でした。最も多い世帯年収は、400~500万円がトップで、これは全国でも同じ傾向が見られました。

参考元:住宅金融支援機構「フラット35利用調査 2023年度集計表」

住宅ローンの借入可能額

一般的に住宅ローンが組める金額は、年収の5~7倍といわれています。ただし、申し込む方の収入状況や申込時の年齢、住宅ローンを除いた借入状況などを踏まえ、借入可能額が決定します。

「フラット35利用者情報(2023年度版)」を見ると、土地付き注文住宅を購入した家庭の年収倍率は福岡県で平均7.7倍。これは全国平均の平均7.6倍より多い結果です。ちなみに年収倍率とは、住宅購入時にかかる所要資金を世帯年収で割ったもの。この年収倍率を年収400~700万世帯に当てはめた住宅購入額の平均は、以下のとおりです。
>>福岡市・糟屋郡周辺の注文住宅・工務店ならR+house福岡東





年収倍率



土地付き住宅購入額の平均



年収400万円



7.7倍



3,080万円



年収500万円



7.7倍



3,850万円



年収600万円



7.7倍



4,620万円



年収700万円



7.7倍



5,390万円


例えば頭金500万円を用意した場合、年収600万円世帯では、約4,200万円を住宅ローンに頼る計算となります。

参考元:住宅金融支援機構「フラット35利用調査 2023年度集計表」

住宅ローン返済額の相場

「フラット35利用者情報(2023年度版)」によると、2023年度の機構買取・付保金平均額は約4,105万円。1ヵ月当たりの予定返済平均額は、約14万円です。また、住宅ローン契約時にも、保証料や登記費用、火災保険料などの諸費用がかかるため、資金繰りをする際は注意しましょう。

参考元:住宅金融支援機構「フラット35利用調査 2023年度集計表」

>>参考コラム:福岡市の住宅ローン・金利まとめ!注文住宅に欠かせないローン選びのポイント

予算別に見た注文住宅のクオリティとコストダウンのポイント

家探しをする家族
注文住宅の資金計画を決める際、自分の希望する家にどのくらい建築費がかかるものなのか、想像がつきにくいかもしれません。ここでは、予算別に見た注文住宅の特徴とコストを抑えるためのポイントを解説していきましょう。

予算別に見た注文住宅のクオリティ

建築費の予算を2,000万円台、3,000万円台に分けて特徴を見ていきましょう。理想とする家のクオリティがどの価格帯に近いものかチェックしてみてください。

2,000万円で建つ注文住宅の特徴

2,000万円台になると、仕様を少しずつ叶えられる価格帯です。例えば、キッチンやバスルームのグレードをアップする、ベランダを広くするといったことができるでしょう。また、使う部材や建材も安価なものだけではなく、好きな素材のものを使用できるようになります。

3,000万円台で建つ注文住宅の特徴

3,000万円台の予算でできる家づくりでは、間取りや設備、外壁の素材など自分の希望をある程度実現できるでしょう。家の形も正方形や長方形以外の検討ができ、土地の形に合わせた建築やおしゃれなデザインの家を建てられます。

また、床暖房の設置やフローリング材のグレードアップ、外構までこだわりを加えられるなど、オプションまで予算を割く余裕がでてきます。

家づくりでできるコストダウンのポイント

家と設計図のイラスト
予算内で満足度の高い家に仕上げるには、上手なコストダウンも大事なポイント。注文住宅では「あれがほしい、これがほしい」と次々に足してしまうと結果的に予算オーバーになりかねません。ポイントは、引き算方式で考えること。「浴室にテレビがあると便利だな」という足し算方式の考え方から「浴室にテレビがなくても困らない」といった引き算方式として見てみると無駄を省くことができるでしょう。

ほかにも、家づくりでできるコストダウン方法を以下でまとめたので、参考にしてみてください。

・収納の数を減らしなるべく大きなスペースにひとまとめにする
・水回りを近くにまとめる
・ドアや窓の数を減らす
・家の形を凹凸のないシンプルなものにする
・和室を作らず洋室だけにする など

コストダウンのほか、住宅関連で受けられる補助金などもチェックするとよいですね。

>>参考コラム:福岡市で受けられる補助金は?住宅関連から子育て世帯にうれしい助成まで
>>参考コラム:福岡県糟屋郡で受けられる補助金とは?住宅や医療費の支援制度もご紹介
>>福岡市・糟屋郡周辺の注文住宅・工務店ならR+house福岡東

福岡市の家づくりで重視したい「断熱性」と「気密性」 

限りある予算の中で希望のスペックの家を建てるために、コストを抑える方法をお伝えしましたが、福岡市ではコストを抑えつつも重視したいポイントがあります。それは、家の「断熱性」と「気密性」です。

福岡市の気候は年間を通して比較的温暖で、年間平均気温は17℃前後です。冬の積雪はめったにありませんが、夏は1日中激しい暑さに見舞われます。そのため、外気の影響を受けにくい断熱性の高い家づくりを意識する必要があります。

また、冬から春にかけて黄砂やPM2.5が多く飛散するため、家の気密性を高めておくと室内に入り込みにくくなるでしょう。

R+house福岡東では、窓ガラスや外壁断熱材などに高性能の素材を使用していることや、気密性の平均実績が C値 0.5 (㎠/㎡)程度あるなど、高断熱高気密の家づくりを目指しています。
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R+house福岡東では、お客様にとって理想の家を手に届く価格で提供するために、メーカーから直接部材を仕入れたり部材の使い方を工夫したりするなど、さまざまなコストダウンに努めています。

また、プロの建築家による丁寧なヒアリング、予算組、敷地調査などによってお客様にとって最適なプランを提案できることが強みです。福岡市で注文住宅を建てる際は、是非R+house福岡東までご連絡ください。
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