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福岡市・糟屋郡の気候について解説!台風や豪雨に強い家づくりのポイントも

家づくりノウハウ
公開日:2024.07.25
最終更新日:2024.08.20
R+house福岡東の家づくり写真
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家づくりノウハウ
公開日:2024.07.25
最終更新日:2024.08.20

福岡市・糟屋郡の気候について解説!台風や豪雨に強い家づくりのポイントも

福岡の都市風景
夢のマイホームを建てる際、重視するポイントはいくつかあるでしょう。なかでも、住宅を建てようと検討している地域の気候に合った家づくりは、とくに大切といえます。その地域で、快適に過ごしていくためには、地域の気候状況の把握は必須です。
この記事では、福岡市・糟屋郡の気候情報を解説します。後半では、福岡市・糟屋郡で家づくりをする際に押さえたいポイントについても紹介するので、この地域での家づくりをご検討中の方は、参考にしてみてください。
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目 次

福岡市・糟屋郡の気候

町並みと人々のイラスト
福岡市・糟屋郡のある福岡県は、一部を除き全体的に太平洋気候区に属した温暖な気候で、一年を通して比較的過ごしやすい地域といえるでしょう。ただし、冬の時期は、日照時間が短くなるなど、日本海側気候のような特徴も併せ持ちます。
また、5月~12月頃までの台風発生率が高くなる時期では、嵐に見舞われるなど天候が悪化しやすい地域でもあります。
以下では、福岡市・糟屋郡のある福岡県の気温や湿度、台風情報、空気純度について詳しく見ていきましょう。

気温と湿度

気象庁が発表しているデータによると、2023年の福岡県の年間平均気温は18.5℃で、寒い時期の1月でも7.2℃となっています。さらに、最低気温は3.9℃であり、0℃以下になる日がありません。このことからも、福岡市・糟屋郡が年間を通して過ごしやすい地域なのが分かるでしょう。
なお、福岡県の8月の平均気温は29.7℃、湿度平均は73%となっており、気温と湿度から計算する不快指数は81.4。不快指数は大きいほど不快であるとされ、不快指数が80を超えると、体感としては「暑くて汗が出る」レベルです。
年間では、比較的過ごしやすいといえますが、夏の時期は気温と湿度の関係で、過ごしにくさを感じる場合もあるでしょう。

参考元:気象庁|観測開始からの毎月の値

降水量と積雪

雨の住宅街
福岡市・糟屋郡がある福岡県の降水量の年間平均は、1,768mmです。降水量の年間平均でいうと、北海道は966mm、東京は1,396mm、愛知で1,504mmとなっており、他の県と比べても福岡県は降水量が多い傾向にあります。
雨量の多さは、浸水や土砂災害が発生するリスクを高める原因になりえます。福岡市の公式サイトでは、観測地点を選択するだけで「雨量グラフ」を確認できるようになっているので、チェックしてみるのもおすすめです。
比較的温暖な福岡県ですが、冬の時期には降雪もあります。ただし、雪が降るのは主に山間部であり、都市部ではほとんど見られないでしょう。

参考元:福岡市|福岡市防災気象情報

台風発生状況

降水量が多い福岡県では、台風の影響を受けることも多くなります。2017年に発生した「九州北部豪雨」では、多くの住宅が床上浸水や全半壊といった被害に遭ったと報告されています。
甚大な被害が発生した「九州北部豪雨」以降、2018年7月の豪雨、2019年7月、8月の大雨、2020年7月の豪雨と、4年連続で雨による災害が起こっているのも、この地域の特徴です。

参考元:福岡県|4年連続で発生した豪雨・大雨災害 からの復旧・復興について

>>参考コラム:福岡市で水害や地震のリスクが高いエリアは?注文住宅に必要な耐震性なども紹介
>>参考コラム:福岡県糟屋郡の水害・地震リスクは?注文住宅の耐震など災害対策を解説!

空気純度

福岡県では大気汚染状況把握のため、県内各地に大気常時監視測定局を設置して、PM2.5や排気ガスなど、大気環境の監視を常に行っています。測定値は1時間ごとに更新され、県の公式サイトから確認できます。

参考元:福岡県|ふくおかの大気環境
>>福岡市・糟屋郡周辺の注文住宅・工務店ならR+house福岡東

福岡市・糟屋郡で家づくりをする際に押さえたいポイント

ポイントを伝えるビジネスウーマン
台風や豪雨による被害の多い福岡市・糟屋郡で家づくりをする際に押さえておきたいポイントについて解説します。

住宅構造

台風などの強い風に耐えるためには、揺れに強い構造が重要となります。「揺れに強い家=高耐震住宅」です。住宅において、台風などの強い横風に抵抗できる力を持つ壁を設置することが大切。
「耐力壁」と呼ばれ、軸組構造の耐力面材や筋交いでつくられ、この耐力壁の量により耐震性能を判断される場合がほとんどです。さらに、耐力壁の強度を表す数値があり、その数値が高いほど強度が上がり、大きな横方向からの力に耐えられるようになります。

R+house福岡東では、耐震パネルにこだわっており、「タイガーEXプログレ」と呼ばれる石膏でできた面材を使用しています。
この面材は、筋交いとは異なり、壁全体で力を受け止めるので、台風などに強い特徴を持ち、壁倍率が1.5倍の筋交いに対し、タイガーEXプログレは2.7倍です。
耐風力の強い住宅にすることが、台風の多い福岡市・糟屋郡での家づくりでは大切です。

>>参考コラム:耐震とは?地震に強い家の特徴や福岡市周辺の災害情報もチェック

住宅の断熱性能

住宅の性能において、断熱性能も重要なポイントの一つでしょう。高い場所から低い場所へと移動する性質を持つのが「熱」です。例えば、断熱をしない場合、暖房などで発生する熱は、基本的に温度の低い外に移動してしまいます。
そのため、住宅に断熱材などを使用し断熱性能を高めることで、外気の影響を受けず住宅内の暖かさや涼しさを守ることに繋がります。
断熱性能の高さを表すのが「断熱等級」です。数字が大きくなるほど断熱性の高さを示しており、断熱等級は「UA値」と「ηAC値」の2つの数値により決まります。
さらに、これら数値は、各地域の気候ごとに分かれている「地域区分」によって、目指すべき基準値が違います。
高い断熱性を生み出す要素の一つが「断熱材」です。断熱材を基礎や床、壁といった部分に使用することで、住宅の断熱性能を高められます。

R+house福岡東では、断熱材に通常のグラスウールよりも、さらに高い断熱性能を誇る「高性能グラスウール」を使用しています。
なお、住宅の断熱性能を高めると、夏・冬関係なく快適に過ごせるのみならず、冷暖房費の節約やヒートショックの危険性を減らすことにも繋がるでしょう。

住宅の気密性能

それぞれ異なる椅子がアクセントのダイニングキッチン
住宅の性能は、断熱性能だけでなく気密性能も大切です。気密性とは、住宅の隙間から空気が移動するのを防いでくれる性能です。隙間のある住宅では、夏は暑い外気が、冬は冷たい外気が中へと入ってしまいます。そのため、気密性も住宅性能を高めるためには、外せない要素の一つといえます。
気密性は、「C値」で表します。C値は、住宅にどの程度の隙間があるのか、隙間の量を数値化したものであり、数値が小さいほど高気密な住宅と判断できるのです。
C値を出すには、「気密測定」を行います。気密測定は、気密測定技能者が、住宅が完成したあとか、住宅の気密施工が完了したあとに専用機械を使用して測定します。
住宅の気密測定は義務ではないため、住宅会社によっては気密測定に対応していないケースもあるでしょう。

R+house福岡東では、全棟気密測定を行うのが標準です。そのため、手がける住宅の気密測定を丁寧に行い、高気密な住宅の提供を可能にします。
なお、住宅の気密を高めると以下のようなメリットがあります。

冷暖房の効率を高められる

住宅の気密性を高めると、冷暖房効率を高められます。外気が入り込む隙間の多い住宅では、いくら冷暖房を使用しても、夏は暑く冬は寒いままとなってしまうでしょう。外気が入る隙間をなくし、気密性が高まった住宅は、冷暖房の効率が高まり、ひいては家計への負担を減らすことにも繋がります。

換気効率を高められる

気密性の高い住宅は換気効率も高まります。気密性の低い住宅の場合、隙間から余分な空気が入り込んでしまうため、上手に換気が行えません。気密性を高めることで、常に住宅内を新鮮な空気が流れるようになり、効率よく換気が行えます。

花粉やPM2.5の侵入を防ぐ

住宅の気密性能が高まると、外気に含まれる花粉やPM2.5、さらにはウイルスなど、人が暮らすうえで不快になりえるものをシャットアウトする効果も高まります。このように、外気はキレイな空気だけではありません。住宅の気密性を上げることが、生活の質を上げることにもなるでしょう。

結露の発生を防ぐ

低気密な住宅では、壁や屋根などさまざまな場所の隙間から冷気や暖気が入り込んでしまいます。そのために起こる現象が、結露です。結露の発生は、室内と外とで温度差ができることで起こります。
さらに、結露が発生すると、カビやダニの繁殖を手助けすることに繋がるでしょう。住宅の気密性が高まれば、余分な外気が入り込む隙間がないため、結露などの発生を防げます。
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住宅の防湿性

結露でカビが生えた窓
年間を通して、気温が高めの福岡市・糟屋郡において、住宅の防湿性を高めることも重要です。とくに湿気は、建物の強度を弱めてしまう原因となるため、注意が必要です。
さらに、住宅の防湿性を高めると、高気密な住宅同様に、結露を防いだり湿気による住宅の損傷を抑えたりできます。
住宅の防湿性を高めるには、防湿シートや防湿用のコンクリートを使用する方法などがあります。

R+house福岡東では、「タイガーEXプログレ」を使用。上記で説明した通り、「タイガーEXプログレ」は、耐震性能を高めるためにも活躍しますが、浸透性が高く内部結露を防ぐ効果も発揮するのです。壁内部の湿気を外部へと出し、柱や壁、土台などが腐食する原因となる結露の発生も抑えてくれます。
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福岡市・糟屋郡がある福岡県の気候や、台風や豪雨などに強い家づくりについて紹介しました。福岡市・糟屋郡は、年間を通して比較的過ごしやすい気候の地域といえます。
しかし、過去には、台風や豪雨などによる被害に遭っている地域でもあります。そのため、そういった災害に備えた家づくりを行うと安心でしょう。
R+house福岡東では、「永く、住み継ぐ家づくり。」をコンセプトに、安心して暮らせる住宅の提供を行います。また、安心して暮らしてもらうための6つの補償も用意しています。
福岡市・糟屋郡で安心安全な強い家づくりをしたい方は、R+house福岡東にご相談ください。
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